クスクスと彼女

もう4月も終わりだというのに、今日のパリは寒い。
お昼から雨も降って、寒さが身にしみる。
朝起きてすぐには、まだそんなに寒くなかったのに、
パリの天気と気温はくるくる変わる。

お昼過ぎ、友達の仕事場、BIOのマルシェに向かった。
彼女は私が最初にパリに来たときからの友人。そして今ではパリの住人。
誕生日が近く血液型も一緒で、だからというわけかどうかは謎だが
とっても気が合う、サバサバした明朗な女性である。
b0078489_7182517.jpg

今日はそんな元気な彼女の働くBIOのマルシェでトマト、しょうが、
そして、パネという、にんじんの形をした、じゃがいもとかぶを足して
二で割ったような味の野菜を仕入れた。


b0078489_7191143.jpg

二年前、この野菜をはじめて食べさせてくれたのも彼女だった。
彼女の作るクスクスは絶品で、パリのどのクスクス屋さんよりも
美味しいと、私は思っている。
いつもクスクスを作るたびに彼女の味を思い出すほど。

帰り道、冷たい雨に降られて、体が冷えてしまったせいで、温かいものが食べたくなった。
「そうだ、せっかくだから、クスクスを作ろう!」

買ったばかりのパネとトマトを使って、さっそく調理開始。
レンズ豆と豚肉とたっぷりの野菜のクスクスを作ることにした。
自己流だけど、美味しくできたクスクスに、ココロも体もほっかほか。
寒いときに食べる温かい手料理は、芯から温まってほっとする。


b0078489_719511.jpg

クスクスは、やっぱりこの先もずっと、
私の記憶に彼女とリンクし続ける食べ物になるんだろうなぁ。
いつになったら、彼女のような味をだせるのかしら。。。
修行ですな。
[PR]
by ayapple777 | 2006-04-30 00:00
<< 夜の灯り Une Soirée >>